他人に迷惑をかけてはいけない!は日本特有な考え方

マインドセット

こんにちは! 上海在住美容フリーランスのSAYA中平彩香@nakahirasayakaです!

良かれと思ってやったこと、やらなかったことが裏目に出て、結局のところ相手を不快にさせてしまう。

自分の不注意で相手を怒らせ「他人に迷惑をかけてしまった…」と、嫌になることってありますよね。

小さい頃から親に「他人に迷惑かけちゃダメだよ。」と言われて育った、私たち日本人。

この日本特有な教育のおかげで、日本人は世界から礼儀正しいと高い評価をうけています。

これは嬉しいことですよね。

しかし、このようなメリットの反面、私たち自身の首を締めて、人生を生き辛くするというデメリットもたくさん。

「他人に迷惑をかけてはいけない」という、呪いのような言葉にかかった日本人の生きづらさ

海外の人たちの考え方、また海外生活11年になる私が感じた違和感など

これらを交えて綴っていきたいと思います。

「他人に迷惑をかけてはいけない」と、なぜそう思うのか?

日本人が、なぜこれほどまでに「他人に迷惑をかけてはいけない」と思うのか?

それは、日本は「」を重んじる文化だからです。

「和」とは調和を重視し、相手との釣り合いを大事にすること。

これは、必ず相手が存在しますね。

「体調不良だけど、会社の同僚に迷惑がかかるから休めない」

誰しもが認識している共通言語で、

自分の健康よりも、他人との調和のことを考えます。

しかし、冷静に考えてみて、果たしてこの判断が良いでしょうか?

私の母に起きた実体験を、お話しします。

悪循環!小さなことで済んだはずが、大きなことに

母の職場に、責任感の強い同僚女性がいました。

しかし身体が弱く、風邪を拗らせやすい方だったそうです。

周りから「風邪辛そうだけど、休んだら?」と言われても、「私が休むとみんなに迷惑をかけちゃうから、休めない」と言っていたそうです。

その風邪は、なかなか治らなく2週間ほど続いていたとのこと。

数日後、母はこの同僚の風邪が移ったことで肺炎になりました。

この話を母から聞いた時、これってまさに「他人に迷惑をかけちゃいけない」呪いの言葉が、引き起こした悪循環だな。って思ったんです。

なぜなら、痛い思いや辛い症状がある中、仕事をすることは効率が悪すぎます。

体調不良では、通常すんなりできる仕事が倍以上かかったり、周りの人にも心配をかけるので結局チームの作業効率も落ちる。

ここで言いたいのは、「人に迷惑をかけないように」ということを重んじすぎて、自分の身体に無理をしてしまうと、かえって他人に迷惑をかけるということです。

日本は病気を患っても「休むほどではないから」という、我慢大会がまだまだ根強い社会

しかし、仕事の効率・仲間との調和という面では、日本人の「迷惑」の概念が少しずれているのではないか?と思うこともあります。

迷惑をかけてはいけない。は日本特有な考え

私の住んでいる中国では、そもそも「迷惑」という言葉を使いません。

迷惑を中国語では何ていうのか調べたところ、「麻烦mafan(めんどくさい)」が似たような言葉のようです

中国人はこの「麻烦」を日常生活で、よく使います。

中国は人口が多いので、本当にいろんなタイプの人がいます。

理不尽なことも頻繁に起こるし、日本では迷惑と思われるようなことは日常茶飯事です。

めんどくさいことが日常に起きているけど、そんなに気にしてないって感じですね。

そこには相手に対して寛容な心が、根底にあると感じます。

「個」が1番大事、ということ考え方

私が中国に来て一番驚いたこと

働いていたエステティシャンが、「生理痛がひどいから当日に仕事を休みます」と言ってきたことでした。

当時の私には、「え?!そんなことで?」とカルチャーショックを受けたのを覚えています。

日本では、生理痛で会社を休むなんてあり得ないことだったので、当時の私は理解に苦しみました。

そこで思うのが、中国を含め、海外では「」を大切にします。

要は「自分」が一番大事ということ。

私は中国に来て、この「個」を大切にするという考えに長年触れたことにより、日本で生活していた時の生きづらさに気づくことができました。

日本で刻み込まれた「他人に迷惑をかけてはいけない」という呪いの教育

日本社会で当たり前だったことが、世界に出ると当たり前ではないことを知ることができた。

それだけで、心が軽くなったのを覚えています。

困ったときは「お互い様」という考え

日本で迷惑と思われることは、中国では「頼る」ということなのではないか?と感じます。

彼らを見てると、頼ってもらうことをものすごく誇りに感じる傾向にあります。

昔、中国人と日本人の価値観の違いに関してのニュースの中に、こんな話がありました。

テーマは「借金に関して」

日本人は友人から「お金を貸して欲しい」と言われると、友人関係に傷が入る場合がほとんどです。

では中国人の場合は?

自分の大切な友達が困ってる!よし自分のメンツをかけて友人のためにお金を貸してやろう!

そこから、自分の友人にも声をかけます。

「私の大切な友人が困ってるから、助けてやってくれないか?」

そしてお金を貸して欲しいといった友人に、かき集めたお金を渡します。利子付きで。笑

これは何か起きた時は、お互い様だよ。ということを彼らはわかっているからだと思います。

またしっかり誠意を見せたから、誠意を見せて返してね。という約束です。

そこから中国人の友情は、深くなるんです。

中国人の友人ができてから、私も何かお願いをする時は、中国人の方が頼みやすいと感じることが多くあります。

これは日本人独特の「他人に迷惑をかけない」が、お互いの距離を作り、頼みごとをしにくくしているのです。

人生は常にお互い様であり、ある程度の迷惑を掛け合いながら生きていきます。

そして何より、迷惑を掛け合いながらの関係は、信頼関係が強くなりずっと長く続いていく関係となるんですよね。

「他人に迷惑をかけてはいけない」が強すぎると、相手との関係を深く気づくことができず、孤独になっていってしまうのではないかと思います。

日本の社会はこんな人たちを量産している

外から日本を見ていると、日本の社会はこんな人たちを量産している

日本から出てみて、改めて感じると見受けられます。

完璧主義

他人に迷惑をかけないことを美徳とし、自分で解決できることは全て解決してきた人がいるとします。

このような人は、相手への許容範囲も狭くなり、他人にも完璧を求めるようになってしまいます。

相手にも自分がしてきたように、お互い迷惑をかけないよう求める心の狭さがあるので、人間関係がギクシャクする場合もあります。

他人に頼ることができない

他人に迷惑をかけないという教育から、誰かに迷惑をかけることで悪く思われるのが恐い。

人を頼るのに抵抗がある人を多く見かけます。

そもそも、私たち人間は、赤ちゃんから大人になる間、親や周りの人たちに迷惑をかけまくりながら成長していきます。

なので、迷惑をかけない、他人に頼らないということは私たち人生でありえないことだということを再認識しなければいけません。

あなたが頼ったら嫌われる、何か変に思われる相手であるなら、そういう人とは付き合わなくて良いし、そもそも付き合う価値がない相手だと割り切りましょう。

まとめ

日本の「他人に迷惑をかけない」という気持ちは、とても素晴らしいことです。

しかし、それがすぎると他人に頼ること、許すことができなくなり、自分で自分の首を締め、生き辛くしています。

人生は常に、お互い様、お陰様。

ある程度の迷惑はかかったとしても仕方ないし、相手からかけられても許容する心があれば、心が軽くなり人生を楽に過ごせます。

迷惑をかけないような完璧な人生を歩むより、お互いに許し合っていける関係を目指していきたいですね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

それではこの辺で!SAYAKA@nakahirasayakaでした。

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