中国人の働き方・考え方。知っておかないと精神的に参りますよ。

上海生活

こんにちは!上海在住美容フリーランスのSAYA中平彩香@nakahirasayakaです!

同じアジアでお隣の国ですが、全く異なる日本と中国。

考え方、働き方も全く違います。

勤勉な日本人が、そのままの考えで中国に来で仕事をすると、必ずトラブルやストレスで精神的に参ってしまいます。

この記事では、実際に私が11年間中国で働いている経験をもとに、中国人の働き方についてまとめました。

これから中国駐在に来て中国人と一緒に働く方へ、少しでも参考になればと思います。

時間の遅延に寛容

日本人は1秒でも1分でも遅れたら「申し訳ございません」と謝罪するのが普通ですよね。

中国では、時間の遅延が当たり前に起こります。

実際にあったのですが、「13時にはじまる会議なので、5分前に来てください。」と言われました。

しかし、実際に始まったのは14時半

日本人からしたら、あり得ないことですが、こんなことが日常茶飯事!

裏を介せば時間と相手に寛容ということ。

自分が時間に遅れた時、「遅れて申し訳ないです!」と謝っても「え?何が?」くらいの感覚なので助かります。

何事もお互い様ですね!

対処法

時間通りに始まらないことを見越して、その時間を自分の時間に当ててください。

やらないといけない仕事をするなり、読書をするなり。

私は、常にカバンにPCとKindleを持っています。

待つイライラもなくなり、自分のエネルギーもセーブできます。

思わぬところで自分の時間が増えてラッキーと思えるようになりますよ!

同僚の給与は熟知している

日本では他人に給与を聞くことはタブーですよね。

中国では職場の給与明細は、天気の会話と同じくらいの感覚でお互い聞き合います。

同じ平社員で同時期に入った同僚の給与が少しでも高いとわかると、なぜあの人が高くて私が低いんだ!と上司に直談判します。

業績が良かったから、あなただけ今回ボーナスUP。他の人には言ってはいけないと言っても、1日経ったらみんなそのことを知っているというのが普通です。

中国の方は給料の話をする際は、気をつけないとトラブルの元になりますので注意。

報・連・相は基本なし

過程よりも結果を重視する中国

なので結果までの過程は、正直ぐちゃぐちゃです。笑

日本のように報・連・相の文化がないので、引継ぎも行われません。

担当者が変わったら、また一から説明しないといけないということ頻繁に起こります。

また相談もなく勝手にことが進んでいるケースもあり、当日になって「こういうことになりました」と言われることも多々あります。

日本のように相手に迷惑をかけないように、完璧に前もって準備する!は基本ありません。

一発本番、結果よければ全てよし!

この環境に慣れると、臨機応変に対応できる素晴らしいスキルが手に入りますよ!

面子(メンツ)を潰したら最後

中国人は面子(メンツ)を潰されることを超絶嫌がります。

例えば、自分が絶対にできない仕事

「できますよ!」と自信満々で答えます。

でも結局できないので、仕事が期間までに終わらない、または失敗するという結果になります。

そこで絶対にしてはいけないことは、みんなの前で悪かったことを指摘すること

仲間の前で自分の悪いところを指摘されるのは、自分の面子を潰されることと一緒です。

部下の悪いところを指摘する際は、一対一で話をするのが◉

日本人としては、「そこ気にする?」というポイントを、中国人はめちゃくちゃ気にします。

一度中国人の面子(メンツ)を潰したら、修復が困難

仕事では業務をスムーズに行うことが最優先ポイント!

メンツを潰してしまい、仕事がしづらい環境を作らないように注意です。

能力の差がはっきり分かれる

中国に来てよく聞いた言葉

「能力のある人間はみんなラオバン(経営者)になる。その能力がないから会社に勤める」

これを聞いた時はカルチャーショックでした。

日本のように会社に属してみんなが一つのプロジェクトをカバーすることはありません。

要は、会社員でもそれぞれ個人事業主のような感じ。

上司と部下という関係は形上ありますが、日本のように年功序列の概念はなく実力主義です。

中国は人脈社会

日本の教育のように、みんな仲良くはあり得ません。

中国人は、友達になれるなれないのジャッチがものすごくはっきりしています。

例えば、私は工場を経営していて、政府の人脈もある。

私の息子は某有名な幼稚園に通っていて、その校長とも仲がいい

私の旦那は有名大学病院の医者をしている などなど

私はこれらを持っているから、何かあったときにあなたを助けることができるけど、あなたは?

というスタンスで、お互いにとってのメリットがないと輪に入れないのです。

自分の家族や友達を、より良い環境にするためにと常に1番合理的な方法・手段を模索しているのでわかりやすく現実主義です。

まとめ

お隣の国なのに、こうまで違う!?と180度考え方、働き方が異なる日本と中国。

働き始めると、日本人として納得が行かないことがたくさん出てくると思います。

ですが「郷に入っては郷に従え」

日本のやり方を押し付けるのはお門違い

私たちは外国人として中国で働いていますので、中国人の働き方を理解しなければいけません。

私もそうでしたが、最初の3年は本当に悩むと思います。

その時は視点を高くして問題を解決するようにしてくださいね!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

それではこの辺で!SAYA中平彩香@nakahirasayakaでした。

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